海の日を利用して、友達とドパ旅行をした。
ドパ旅行とは、ドーパミン目的の旅行、の略だ。
長崎旅行楽しみ←⭕️
— e_ntyo(二代目) (@e_ntyo_2nd) 2026年7月16日
たまにしか会えない友達7人で集まり、行ったことのない場所へ行き、アドレナリンが出ている状態でレンタカーを借りて、車内でネットミーム使いまくりながら早口で会話することで、さらにアドレナリンを出すの楽しみ←💯
今回、一緒に旅行をした友達は、大学時代の仲良しグループだ。毎年2、3回くらいの頻度で集まって遊んでいるのだが、毎回飲み会だと味気ないので、たまに旅行へ行く。もちろん事前に行きたい場所や食べたいものの目星こそつけるのだが、みんなで集まってワチャワチャやること自体が主目的だから、観光は(少なくとも自分にとっては)サブの要素だ。だから、これまではドパ目(ドーパミン目的)で旅行へ行っていたし、今回もそのつもりだった。
ところが、蓋を開けてみると、今回の旅行は観光そのものの満足度がかなり高かった。感動したので、特に良かった観光地を紹介したい。
ベネックス恐竜博物館
ここは、ガチで良かった。
恐竜を扱う博物館というと、どうしても上野の国立科学博物館や、福井の恐竜博物館(ここは流石に最強)を連想してしまうが、ベネックス恐竜博物館には固有の良さがある。
まず、この博物館の後ろには海が広がっており、ロケーションがめちゃくちゃ良い。

館内も、海が見える壁面はガラス張りになっていて、展示とオーシャンビューを同時に楽しむことができて最高だ。

デカい恐竜の化石と綺麗な海を同時に見られたため、大量のドーパミンが分泌された。
展示内容の方も、流石に科博なんかと比べると見劣りしてしまうが、ちゃんと恐竜専門の博物館として成立している。
特に良かったのは、長崎市内で採掘されたというティラノサウルスの歯の化石(!)だ。
全然知らなかったのだが、2014年に、日本ではじめてティラノサウルスの歯の化石が採掘されていたらしい。これが大きな博物館へ行かずに、長崎の端っこの方の博物館に大切に展示されているのはすごく良いなと思った。
長崎ペンギン水族館
ここも素敵な場所だった。地球上に生息するペンギンの種類は(この記事を書いている時点では)18種類らしいのだが、そのうちの9種類を一同に観られるという、すごい水族館だ。
トサカみたいな毛が生えているペンギンがいたり、他のペンギンに与えられた餌を横取りするやんちゃなペンギンがいたり、小ぶりでちょこまか動くペンギンがいたりする。どいつもとても可愛い。

他にも、日本ではこの水族館と岐阜の水族館でしか見られないバカでかいナマズが見られたりする。こいつを見た時はドーパミンよりも不気味さが勝ってしまった。写真は撮り忘れたので、ぜひ現地で見てみてほしい。
水族館の規模自体は小さめで、2時間もあれば一通り回れてしまうのだが、「この水族館ならでは」的な個性が強く感じられるので満足度が高かった。
また、有給を使ってド平日に行ったせいかもしれないが、観光地感が強すぎないのも良かった。地元の家族連れやカップルがふらっと来られる地元の水族館、という印象で、ローカルな雰囲気が心地良かった。
秘窯の里 大川内山(ひようのさと おおかわちやま)
「長崎・佐賀に旅行するなら波佐見焼、伊万里焼、有田焼なんかを買いたいよネ」と事前にみんなで話していたので、窯元(焼き物を作っている家)が集まる里的な場所へ行ったのだが、ここが個人的には今回の旅行で一番楽しかった。

一言に伊万里焼、有田焼と言っても、窯元によってデザインがだいぶ異なるので、ショッピングモールを巡るみたいに色々な焼き物を物色することができ、ドーパミンが分泌された。普段、週末は古着屋を巡ってドーパミンを分泌する過ごし方しかしていないので助かった。先生俺死にたいんですよ。

ところで以前、友達に茨城県笠間市でやっている「陶と暮らし」というイベントに連れて行ってもらったことがあるのだが、これとやっていることは似ている。「陶と暮らし」は、色々な窯元が公園に集まって、屋台で焼き物を売るフェスだ。屋外イベントならではの開放感や幸福感があり、とても良い思い出になっている。

ただ、「陶と暮らし」と違って、今回は窯元のお店を直接訪ねることができた。ある窯元は民芸品店のような内装で、カフェなんかが併設されていておしゃれな一方で、畳の上にびっしりと焼き物が並べられているところに靴を脱いで上がるような、アットホームな窯元もあったりして興味深い。また、「秘窯の里」そのものの景観が美しく、買い物をせずにぶらぶら歩いているだけでも見応えがある。

里が山の中に位置しており、神社があったり綺麗な川が流れていたりするため、山登り的な要素を楽しむこともできる。今回の旅行は7名の大所帯で行ったのだが、ここでは自由行動の時間が設けられ、ある友達は焼き物を一切買わず、山の上の方の神社へ行って汗だくになって帰ってきていた。その友達が、「川の水がめちゃくちゃ冷たいから、そこで体を冷やしてきた」と言うので、俺も川へ行ってみたところ、マジで冷たくて綺麗な水が流れていて最高だった。水着で川遊びをしている人たちもいた。

以上が、今回の旅行で特に良かった観光地だ。
長崎・佐賀の良かったところを一言で
田舎なところ。
これは1割くらいディスっているが、残りの9割くらいは褒めている。長崎・佐賀の観光地を事前にみんなで調べた時は、本当に申し訳ないけれど、ぶっちゃけ大したことなさそうだな、と思っていた。
実際、それはあながち間違っていなくて、日本の他の観光地に比べるとささやかな場所が多いように思う。
けれど、それは強みでもあるなと今回の旅行で思った。
例えば、今回の旅行の最終日、帰りがけにとても小さな酒屋さんに寄った。7畳くらいの部屋に、地酒を中心に限られた銘柄が置かれていて、俺たちの他にお客さんは誰もいなかった。
俺たちが日本酒を1本ずつ買って帰ろうとすると、優しそうなお店のおばあちゃんが呼び止めた。「どこから来たの?ええ、旅行で来たの。どんなところへ行ったの?」そんなありきたりな話をした。地元の個人商店だから、大人数の旅行客が来たのが珍しかったようだ。
「お菓子をあげるね」と言って、本当はビールをまとめ買いしないと貰えないお菓子を、特別に俺たち全員にくれた。

他にも、佐賀県で嬉野温泉に入った後、ロビーで友達がモンブランアイスを食べて当たりを引いたら、お店の人たちが「当たったんだって!」と、自然に笑顔で話し合っていた。

長崎や佐賀のお店の人たちは、優しく、ゆとりを持って働いているように見えた。先に挙げた、恐竜博物館、ペンギン水族館、秘窯の里で働く人たちも然りだ。
失礼を承知で言うが、その要因の一つには、来客がほどほどに少ないことがあると俺は思う。ひっきりなしにお客が来ていたら、流石におっとりと優しい接客は難しいんじゃないかと思う。天下のディズニーランドですら、キャストから優しさは感じられても、おっとりさは感じられない。
でも、だからこそ俺は、また長崎・佐賀に行きたいと思った。来る人が少ない分、良さをわかっている奴が繰り返し行って、現地でお金を使うのが良いんじゃないかと思った。今回の旅行では、そう思ってお土産をたくさん買って帰った。
追伸
一緒に行った友人は、佐賀にはもう満足したようだ。ドパガキがよ…
九州旅行楽しかった。
— 肩幅二倍雛菜 (@Chi_korita152) 2026年7月22日
佐賀以外でまた行きたい
早くまたみんなで旅行したいぜ。


























