他人のプロフィールをみんなで好き勝手に編集できるプロフィールサイト「 Watakusi 」をローンチしました
tl; dr
昨日の夜、他人のプロフィールをScrapboxみたいなノリで編集できるWebアプリケーションを公開しました。
他人のプロフィールをみんなで好き勝手に編集できるサービス「 Watakusi 」をリリースしました🎉
— iintyo (@e_ntyo) 2019年1月19日
今日使い始めてくれた皆さんには、まず私がプロフィールを書きに行きますのでぜひ使ってみてください🤘 https://t.co/DeEzyvYPpm pic.twitter.com/YKJ1FWz6U8
「Scrapboxみたいなノリ」とは言いつつも複数人同時編集とか現状は対応していなくてアレなんですが、思ったより好評で、結果的にfirebaseの有償プランを契約することにまでなりました。嬉しい限りです。
ぜひ使ってみてください。よろしくお願いします。
Watakusiができるまで
この記事には本来技術的に頑張ったことなどを書くつもりだったんですが、ちょっと路線変更してどうしてこのサービスを作ろうと思ったかについて書こうと思います。技術的なところは複数人同時編集やアーカイブページのSSRなどに対応したら書こうと思います。
アイデア
ここ1ヶ月くらい、何か作って公開するなら今は比較的時間があるし絶好のチャンスだなと考えていて、アルバイトの通勤途中に考えた色々なアイデアを帰ってからA4のコピー紙に書き殴る日々を送っていました。(一時期はその場でGoogle Keepに書いておいたりもしたんですが、忘れちゃうくらいなら大した発想じゃないやろという自己啓発書にありがちな考えからやらなくなりました。)
- ピンクちゃんねるに代わる、えっちな話題で盛り上がるための場所
- WebGLを使って、nanoblockをブラウザでシミュレーションできるようにするツール
- 「折りたたんで小さくできるトートバッグ」みたいな、普通に使っても便利でかつ原価もかからなさそうなアイテムを使ったSUZURIみたいなサービス
など色々と出てきて、そもそも没になったものもあれば途中まで作ってイケてないなと思うものもありました。この活動の一番最後にポンと出てきたのがWatakusiだったというただそれだけです。
実装
思いついた時、これはいいアイデアだなと我ながらに思ってニチャついていました。だから作っている途中で同じようなことを他の人にやられたら嫌だなと思って、とにかく早く出そうとめちゃめちゃ雑な実装で作って公開したら案の定盛大にバグってしまいました。今はあらかた直したつもりですが未だに不具合が残っていて心の底から後悔しています。
早く作るために、Firebaseを使いました。使う度に便利になっていてしかも無料なので、本当にすごいなと思います。バイト後や土日の休みを使ってだいたい10日くらいで作りました。
もう本当に早く出したくて、faviconもElectron製の簡易ロゴ作成ツールみたいなものを発見してそれで10分くらいでつくりました。今見返したらDotgridという名前でした。
途中誰かにアイデアを話してブラッシュアップしようかなとか、仲の良いオタクでアルファリリースとかやろうかなとか思ったんですが、絶対にパクられたくなかったのでやりませんでした(やるべきでした)。
あと、Twitterを見ないようにしました。プログラマとしてもアイデア太郎としても自分よりすごい人がいっぱいいるので、「俺がやらなくてもこの人たちだけで事足りるじゃん」となりそうだったので。それにもうTwitterはマウンティングと誰かの批判で溢れかえっていて、創作の時間をそういうのを見ることに奪われたくないなと思っていました。この判断だけは正解だったなと思います。結果バグりましたが。
おわりに
以上になります。ほとんどはてなユーザさんへの告知目的で書いたので中身がスカスカですみません。
繰り返しになりますが、 https://watakusi.info をよろしくお願いいたします。